■
ライトエミッティングダイオード
2014年 05月 20日
|
▼
songs
E26の100wシャンデリア灯×3の階段灯。
家中のすべての照明を点灯しても、この階段灯一つよりも消費電力が少ない。おもしろいもんだね。いや、オソロシイもんだね、なのか。
今どき、照明はなるべくLEDにしたいと思うのは当然でしょう。なので、ほとんどの照明をLEDのダウンライトにしました(天井埋込み式のやつね)。LEDのダウンライトにするという場合、そのやり方は2種類の考え方があるのではないかな。従来型のダウンライト(白熱灯や電球形蛍光灯等が入っているもの)にLED電球をつけるか、LEDの素子が直接入っているものにするか。
60w相当のLEDダウンライトでも、今や5千円もしません。発光時間が4~5万時間と長寿命ではあるものの、交換できないのが何か引っかかる。調光に対応するものが多いというのは利点ではあります。
従来型の場合は、当然LED電球に後から取り替えないとLEDダウンライトにはならないのだけど、灯具自体は2000円程度。2000円のLED電球に取り替えたとしたら、合わせて4千円といったところ。1500円のLEDでもそれなりのものが買えてしまうので、現状では従来型を取り付けておいて、点灯頻度の高そうな箇所からLED電球に取り替えるのがほんの少しお得といった感じだろうか。LED電球自体、保証値ではないが4万時間程度の寿命を掲げているものが普通にあるので、寿命の点でも見劣りはありません。ただし、買ったLED電球が「ハズレ」の場合(例えば1万時間で切れてしまった、など)、総コスト的には思いのほか高く付くかもしれないという可能性はありますな。
こう、二つの方針で迷ったらどうするか。迷うことさえ面倒くさいので、結局1階を従来型ダウンライト+LED電球、2階を直接素子の付いたLEDダウンライトにしました。で、どうだったかといえば、どうもこうもないですな。天井に埋まっている照明のことなんか、気にしないもんです、そもそも。
ペンダントライトなら多少はその存在を意識することもあるとは思う。ほとんどをLEDの照明にするということは未体験だったので、LEDばかりでは変な感覚になるかもしれないと根拠のない心配をして、ペンダントライトの何箇所かは白熱灯のままにしてあります。最初のシャシンもそんな照明の一つ。これを試しにLED電球に変えてみると、何故かつまらない灯り方をする。広配光タイプのLED電球だと、なかなか悪くはないものの、でもなにか違う。それが何なのかよくわからないけれど、感性的な側面では、現状だと白熱灯に分があると思えます。
こうやってね、LEDの良さと、白熱灯の良さをバランス良く享受するというのがオトナな感じなんですなあ~、と思いますね。
で、ジブンはそういうバランスが良くない人であるということも分かりましたな。ここが点いているとなにか心臓に悪い感じがして仕方ない。
ちまちまと消費電力とか灯具の構成とか価格とかを計算し、それらしい落とし所をやっとひねり出した一方で、エネルギー炸裂というか電力蕩尽というか大盤振舞いというか持手家泥棒というか、ちまちまとやった貧乏臭い計算を、あざ笑うようにピカピカ光りやがるのは、一体何なんだとも思うのですね。・・・いや、キレイではあるんですけど。
by plaster_er
| 2014-05-20 23:34
| ▲