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石は人の手によって割られた! と思わしき
2006年 02月 26日
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非番です。
疲れて,めまいがするので,まずは寝たりしました。
3時くらいに起きて,パソコンしたり,夕食食べたり。
明日仕事に行けば,8日ぶりの休日。無理せずおとなしく過ごしました。
さて。
望来の崖で拾ってきたり,写真に撮ったりした丸い石について。
こいつらがある崖は,こんな感じ。
その崖に,ところどころ,ぽちぽちと球状の塊が埋まっていて,ものによってはかなり表面近くに出てきているものがある。アップにすれば,下のようなものが,ぽつりぽつりとある。明らかに,周囲と違っていて,目だってますな。
まず,がけにある丸い石について。
これをノジュールというらしい。岩石中の石灰分や珪酸分が生物遺物(化石)などの有機物を核として集まったものだということです。
えーっと,それは割れば中に化石が入ってるかもしれない,ということですな。
とすると,大きな立派な丸石(以下「親分」と称する)も,そういう興味で,それなりの知恵者がハンマーか何かで叩いて割った可能性も強い,かもしれないな。で,表題のような結論を書いてみたと…。考えすぎかな?
残念ながら,そういう事前知識もなにもなく,石や崖を眺めていたものだから,化石があるとかないとか,ハンマーを振り下ろしたような跡があったかどうかは,分かりません。
さて,ワタシは小さな丸い石を2つ拾ってきてたので,遠慮なく割ってみることにします。用意したのは瑪瑙。
まずは,どんなキズがつくか,瑪瑙(モース硬度7)で打叩検査をしてみようと,かるーく叩いてみる。と,あっけなく真っ二つに割れた。
半分になったものを,同じくかるーく叩いてみると,またも真っ二つに割れた。 味玉かピータンか,といった感じ。
化石は…,見えないねぇ。わかんないねぇ。
さてさて。
高校時代に一番サボった授業が地学だったというのに,こういうことになるとは。
すみません,クロブタ先生,という感じ。
ぱっと見たところ,この石は,ありふれた泥岩に見える。
こり辺りは,泥岩が多いし,濡れているときの質感も泥そのものだし(乾かすと,ちょっと違う),崖の岩も柔らかいものが多いし。あと,この丸石を乾かして,舌をつけてみると,ピタッと吸い付いてくる。これは,目では見えないけど,表面に多数の孔があるためだろう。気泡というより,海洋プランクトンが一緒に閉じ込められて,その遺骸が分解されて小さな小さな穴になったのだと思う。
泥岩だから,やわらかい。現に,すぐ割れた。やわらかければ,水磨されやすいということになり,丸くなるのも別に普通のことだ。これは,別にノジュールじゃなくて,ただの石ころじゃん。
と,ここで思考停止。これ以上調べられないし。
しかし,割った石を見ると,これが何故か,同心円的な殻があり,層状になっている。
自分で,ピータンだと言ったじゃないか。ピータンじゃ例えが悪ければ,地球の地殻と似ているという言い方も有りか。普通の泥岩であれば,こういう球体に合わせていちいち層構造になるのは,もちろん不自然だ。
やはりノジュールなんだろうなぁ。
何か核となる小さな物体があって,それが呼び水となって石灰や珪酸が集まり,固結していって,塊に育っていく。それには当然時間もかかるから,層状になると考えるのが自然だ。
深みにはまってきたかな…。
この先を考えるには,お勉強がいっぱい必要なようで。
続成作用
炭酸塩鉱物
硫酸還元
自生鉱物(バイオミネラル)
化学合成群集,etc,etc…。
石の見分けも出来ないんだから,無理です^_^;
けど,化石の入った石は探しますっ。
疲れて,めまいがするので,まずは寝たりしました。
3時くらいに起きて,パソコンしたり,夕食食べたり。
明日仕事に行けば,8日ぶりの休日。無理せずおとなしく過ごしました。
望来の崖で拾ってきたり,写真に撮ったりした丸い石について。
こいつらがある崖は,こんな感じ。
まず,がけにある丸い石について。
これをノジュールというらしい。岩石中の石灰分や珪酸分が生物遺物(化石)などの有機物を核として集まったものだということです。
えーっと,それは割れば中に化石が入ってるかもしれない,ということですな。
とすると,大きな立派な丸石(以下「親分」と称する)も,そういう興味で,それなりの知恵者がハンマーか何かで叩いて割った可能性も強い,かもしれないな。で,表題のような結論を書いてみたと…。考えすぎかな?
残念ながら,そういう事前知識もなにもなく,石や崖を眺めていたものだから,化石があるとかないとか,ハンマーを振り下ろしたような跡があったかどうかは,分かりません。
さて,ワタシは小さな丸い石を2つ拾ってきてたので,遠慮なく割ってみることにします。用意したのは瑪瑙。
まずは,どんなキズがつくか,瑪瑙(モース硬度7)で打叩検査をしてみようと,かるーく叩いてみる。と,あっけなく真っ二つに割れた。
半分になったものを,同じくかるーく叩いてみると,またも真っ二つに割れた。
化石は…,見えないねぇ。わかんないねぇ。
さてさて。
高校時代に一番サボった授業が地学だったというのに,こういうことになるとは。
すみません,クロブタ先生,という感じ。
ぱっと見たところ,この石は,ありふれた泥岩に見える。
こり辺りは,泥岩が多いし,濡れているときの質感も泥そのものだし(乾かすと,ちょっと違う),崖の岩も柔らかいものが多いし。あと,この丸石を乾かして,舌をつけてみると,ピタッと吸い付いてくる。これは,目では見えないけど,表面に多数の孔があるためだろう。気泡というより,海洋プランクトンが一緒に閉じ込められて,その遺骸が分解されて小さな小さな穴になったのだと思う。
泥岩だから,やわらかい。現に,すぐ割れた。やわらかければ,水磨されやすいということになり,丸くなるのも別に普通のことだ。これは,別にノジュールじゃなくて,ただの石ころじゃん。
と,ここで思考停止。これ以上調べられないし。
しかし,割った石を見ると,これが何故か,同心円的な殻があり,層状になっている。
自分で,ピータンだと言ったじゃないか。ピータンじゃ例えが悪ければ,地球の地殻と似ているという言い方も有りか。普通の泥岩であれば,こういう球体に合わせていちいち層構造になるのは,もちろん不自然だ。
やはりノジュールなんだろうなぁ。
何か核となる小さな物体があって,それが呼び水となって石灰や珪酸が集まり,固結していって,塊に育っていく。それには当然時間もかかるから,層状になると考えるのが自然だ。
深みにはまってきたかな…。
この先を考えるには,お勉強がいっぱい必要なようで。
続成作用
炭酸塩鉱物
硫酸還元
自生鉱物(バイオミネラル)
化学合成群集,etc,etc…。
石の見分けも出来ないんだから,無理です^_^;
けど,化石の入った石は探しますっ。
by plaster_er
| 2006-02-26 21:51
| 海 ぶらぶら
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