つる草が壁一面にはびこっている

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だいたいにおいて函館のシャシンです。
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■ 月ケ湖
2006年 08月 14日 |
暑っちいです。
帰省シーズンとあってか,郊外の国道はとても車が多く,のろのろとしか進みません。
そんなときは,田舎道ですかね。とりあえずしかたなく国道275

ローカルな単線列車と一緒に走りながら,道を北に向かうと,1時間ほどで月形町というところに着きます。この町名は,北海道にしては珍しく和名です。普通,北海道は,道南を除けばアイヌ語由来の地名が多いのですが,この町にある刑務所(当時・樺戸集治監)の初代刑務所長の名が月形潔という名前で,月形町は囚人労働によって発展していった経緯があり,この所長の名を町名にしたのですな。
大正時代には,樺戸監獄も廃止になったのだけど,中野刑務所の廃止に伴なって,移転先として月形刑務所が昭和58年頃に新設されている。「日本一あったかい(室温がね)刑務所」という評判は,今も通用するのでしょうか?

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ま,月形と言えば正直刑務所が一番有名ではあるけど,今日は「月ケ湖」というところに行ってみた。「つきがうみ」と呼ぶ。
月ケ湖って名前は,いい響きだと思う。けども,「月」がついているのは,例の月形潔の関係だと思う。だって,この湖は,ぜんぜん三日月湖じゃないから。

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地図を見ると,西から北側が丘陵になっていて(樺戸山地の端っこ),主に南側は石狩川が作った平地になっている。この辺を走ると,上の写真のように,意外にアップダウンがある。直接注いでいる川はないけど,この丘陵を由来とする湧水があり,じめついた泥炭地にそれが溜まって月ケ湖はできているようだ。基本的に湿地ということですな。昔はこんなような水たまりはいくらでもあったようだけど,現在は農地として開発されて,石狩泥炭地の名残を残した貴重な湿原だということらしいです。知らんかった。

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a0062697_2235997.jpg結構道は分かりづらい。途中に,知的障がい者更正施設「雪の聖母園」という施設があり,目の錯覚だったかもと今は思うのだけど,シスターの格好をした人をちらりと見たような気がした。マリア像とかだったのかなあ。

何度も曲がったりすることはないものの,なんの看板もない砂利道で折れて少し進むと,月ケ湖と書いた小さな石柱が立っている。






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大きいのと小さいの,月ケ湖とは二つの水たまりからなる。要するにエリアの名称みたいなもので,国土地理院の地図などでは,「大沼」と「小沼」と書かれている。
「大沼」は,結構大きい! 五の沢池よりは大きいかも。
のんびりとした感じで,キレイだ。
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乾燥化と笹の侵入により完全な湿原とは言えなくなっているそうだけど,その名残を残している場所だけあって,生き物がやたらに多い。
トンボがあらとあらゆる突端に止まっていて,ワタシが歩いてくると,わしゃぁぁと飛び立つ。トンボってずっと遠くに逃げるということをしないので,ワタシの周りを無数のトンボがホバリングして去るのを待っている。ちらっと,トンボに恐怖を感じてしまったな。
青と黒のしましまのトンボ。眼までスカイブルーだ。ムスジイトトンボ,というらしい。
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こんなようなキノコがあちこちにへばりついて,独特の雰囲気あり。
写真は撮れなかったけど,キツツキが梢を突っつく音が響いていた。
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トンボのほかに,ワタシが歩くと,小さなバッタがモーセの海割りのごとく飛び跳ねてワタシを通してくれる。ただ,向こうに飛び跳ねないでワタシの方に向かって跳んでくる奴がいて,あせる。
時々,バッタの重量とは思えない物体が跳んだりもする。カエルも跳んでいやがるのか。写真に撮ったのはかわいい奴だけど,そのほとんどが,茶色くて不敵な感じの奴で,かなりあせる。
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今日は負けたな。
by plaster_er | 2006-08-14 22:54 | 道 とことこぶーん | Comments(2) |
Commented by miunorth at 2006-08-14 23:09
負けたな。って(笑)
でも、な~んとなくわかるような気もするし('▽'*)ニパッ♪

もうそろそろ 夏も終わりですね・・・。
Commented by plaster_er at 2006-08-14 23:18
虫やらなにやら,いーっぱいいるんですよ,ここ。
ツマは数メートル進んで退散。
ワタシはかなり湖岸を歩いたのですが,最後,もんのすごい不気味な蛾がひらひら飛んできて,走って逃げました。
あーこわ。