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みぃ しす 猫の系譜
2006年 08月 28日
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実家の飼い猫が死にました。
病名とかは分かりませんが,老衰なのでしょう。
26歳?,24歳?いや正確な年齢は不詳です。
たしか,若かりし姉がガソリンスタンドで拾ってきてしまい,それで飼い始めたのではなかったか。
みぃが来てから,数えてみれば,ワタシは7回も引越ししたな。
メス猫です。
みぃを拾ってきた当時,クリというオス猫を飼っていて,今思い出しても惚れ惚れするような立派な体躯の猫だった。界隈では一番強い猫で,みぃはクリの庇護を受けてずっと生きてきたのだったな。めんどうもよく見ていて,クリはちっちゃい乳首をみぃに吸わしてやっていたっけ。なんも出てこないのだろうけど。みぃは,オトナになってもタオルをもみもみする動作を続けていたな。乳房を押す動作の名残なんだと思う。
クリが突然死んでからは,腑抜けみたいになっていた。「外に出ない猫」になったのだ。「嫌な顔をする猫」になったのだ。
しばらくして,経緯はよく分からないけど,モモというペルシャ猫を姉がもらってきた。
みぃはモモを気に入らないらしく,面倒も見ないし,近づけば猫パンチだ。
モモは,ぜんぜん温和で,抵抗はしない。
モモは確か16歳。ずーっと同居してきた訳だが,それとない関係を続けてきたらしい。
しかし,夜中にトイレなどに行ってふと見ると,暗闇の中2匹でこっそり遊んでいたり,密着して寝ていることもあったということだ。表向きは,お互い無関心といった様子なのだけど。
今,モモは,みぃがいなくなって,寝込んでると聞いた。
オマエの死目には立ち会えなかったけれど,ずっといてくれて嬉しかったぞ。
何か,ワガヤもこれで一区切りついてしまったという感を強くする。
by plaster_er
| 2006-08-28 22:20
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