つる草が壁一面にはびこっている

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だいたいにおいて函館のシャシンです。
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■ カラ馬  札幌競馬場その2
2007年 08月 26日 |
「その1」の続きです。
ゲートを設置して,お馬さんがそこに入って,あとはスタートを待つばかり,というところまできました。

スタートは,スターターという人が,一斉に扉を開けるためのボタンを押した瞬間,ということになります。
どのタイミングでそのボタンを押すか,ということは,スターターの判断です。
すんなりスタートできればいいのですが,時にトラブルも起こります。
そもそも嫌がってなかなかゲートに入らない,というのは結構多いです。
ゲートの中で立ち上がってしまう(枠内駐立不良)というのもたまーにあります。

しかし,スタート前にゲートの下をくぐる,というのは珍しいと思います。
サイレンススズカの弥生賞,くらいしか思い出せません。
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800ピクセル

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事が起きたのは,1回札幌6日目の5レース,3歳未勝利戦でのこと。
12番(最後の馬)がゲートに入ろうとしていたら,
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突然,9番の馬(サーブルス・グラスワンダー産駒)がゲートの下をくぐってコースに出てしまった。
騎手は当然ゲート内に取り残される。
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激しく尻っぱね。
騎手を失った馬は,カラ馬と呼んだりします。
テレビで見たりすると,こりゃ失礼だけど,ちょっと愉快だったりします。
騎手と鞍などの重さは40~60キロくらい。
それがまるまるないので,快調に走る馬がいる。
そういう場合,テレビのカメラワークはかなり苦労するらしく,なるべくカラ馬が写らないようにしている。それでも写るときもあり,たまに1着になってしまったりする(いくら1番にゴールしても,失格なんですが)。
あるいは,騎手がいないと気を抜くのか,なんとなく走ってはいるけれど,そのうちだらだらとゆっくり走る馬もいる。(きょとーん)(なんか変だな・・・)くらいに思っているのだろう。
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しかし,騎手という御す存在がいない競走馬というのは,危険だ。
笑い事ではない。
無理やりにラチを飛び越えてしまった。
ラチに馬の重量(400~500kgくらいある)が乗って,バッキン!とすごい音。
内馬場の観客まで,あとフェンスが一つしかないところに出てしまい,こっちに向かってくる。
距離はすぐそこだ。
狂ったように尻っぱね。
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ここで,観客がわーっと逃げる。
ワタシも,他の人よりちょっとだけ粘ってからわーっと逃げる。
マジでヤバイ。
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気がついたら,ずっと向こうを走っていた・・・
ずーっと走っている。
ふう。
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カラ馬を捕まえるまで,レースは中断。
ゲートに入っていた馬は,いったん外に出されて待機となる。
捕まえたあとは,馬の体に異常ががないか調べられる。
何もなければ,もう一度レースに参加できるけど,体力が消耗していたらレースには出られない。この馬は,四肢挫創という怪我を負っていて,競争除外となった。
左前足がぱっくり割れているシャシンもあったのだけど,さすがに載せる気にはならないな。
ふう。
けど,骨折とかじゃなくて,ほんとうに良かった。
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再スタートを待つ騎手たち。
一人,笑っていやがる奴がいるのです。
1番(白帽子)に乗る,古川吉洋。
通称フルキチ。
こら,不謹慎だぞ。
by plaster_er | 2007-08-26 21:57 | 北 に くらす | Comments(2) |
Commented by miu_north at 2007-08-26 23:35 x
p様が 写真を撮ると 「普通」のことも なんだか すごく((o(^-^)o))わくわくしちゃうんですよw
それに 加えてハプニングですかw
ロディオ状態の馬・・・w 迫力ありありです!
p様が逃げるんだから かなり近くまで 馬が跳ねてきたのでしょうねw
たぶん 実際に見る以上に p様の解説を読むほうが臨場感と楽しさを感じます!
 
だからと言って、休養して写真がなくても 謝らなくていいんですよw
私たちは 普段、十二分に楽しんでいますから♪
Commented by plaster_er at 2007-08-27 22:07
こんときは,けっこう焦りましたよ。
同時に,馬のパワーと狂気やモロさのようなものも感じました。

ゲートの下をくぐる馬は,それだけの「体の柔らかさ」をもつた馬だといわれることもありますね。サイレンススズカだから,そういう風にイイ言われ方をされたのかも分かりませんが。

サーブルス。
怪我を治して大成してほしいものです。

シャシンは,街を撮ってみたいなと思い始めているのですが,なかなか行く勇気がなくて(笑)