つる草が壁一面にはびこっている

plaster.exblog.jp
だいたいにおいて函館のシャシンです。
by plaster_er
プロフィールを見る
画像一覧
Top ;Log-in
■ 馬の狂気
2008年 06月 28日 |
馬に本来狂気なんてものはないと思います。
競馬用語では、イレ込み、とか言うんでしたっけ。
走りたいという欲求と、そこにちょっとした興奮状態が加わって・・・という以上のものはないとは思うのですけど。
a0062697_21255020.jpg
競争を終えて戻ってきたサラブレッド
腹帯を解いた馬体は


函館開催中、近所に競馬場、来年から(改修工事のため)函館開催がないということも手伝って、また競馬場に出動です。

昔、仙台に少しいたときに、わざわざ新幹線に乗って中山競馬場にいったことがあります。
アグネスタキオンが超不良馬場を勝った弥生賞でした。
その前かその後に、せっかくだからということで用賀の馬事公苑に行きました。
馬事公苑というのはJRAの施設で
「雨天時でも競技が可能なインドアリーナをはじめ、週末の馬術競技会で賑わうメインアリーナ、東京オリンピックの会場にもなったグラスアリーナなど、充実した施設が馬術の殿堂であることを物語っています。
 この他にも150頭の馬が生活できる厩舎や、馬の診療所、馬の脚元をケアする装蹄の施設も整っており、馬事公苑は全体で1つの「馬の町」を形作っています。」・・・というところ。
引退した競走馬なんかもいるのですが、公園兼馬術競技のための施設、といったようなところです。
a0062697_21453627.jpg
そんなに大きな大会ではなかったとは思いますが、当日たまたま屋外で馬術競技が開かれていました。
なんとはなしに見ていると、ハードルの飛越に失敗した馬がいたのです。
馬はふわっとスローモーに横転し、人はおっとっとという感じで横に少しずり落ちた程度で、見ている方も、あはっ、失敗したか、というくらいに見ていたのですが。
馬は寝転んだまま極度に興奮して、もがいて、ありえないくらいの力で地面をその足で叩き、関節がぶらぶらとなり、余計起き上がれずにもがき、泡を吹き、痙攣し、死んでしまいました。

審判員(?)みたいな人は、ガァ!!って気合をかけたり、木の棒っこで体をばしばし叩いたりと蘇生措置を講じましたが、でも馬はもう動きません。
ガァ!!という声をまだ覚えてます。

馬事公苑はのんびりとした公園のようなところで、その日は東京っぽい春めいた天気の良い日。
シゴトを終えて、ゆったりとした気分で休日をあてどなく楽しんでいたジブン。
唐突に目にした光景は、やっぱり衝撃的でした。
馬の狂気、としか言いようがなく。
そんなことがあって以来、なんとなく、馬にはそうしたところがあるんじゃないかと。
研ぎ澄まされたもの故のなにかが。
a0062697_21543491.jpg
a0062697_21571887.jpg
a0062697_21575147.jpg
けども、競馬場の馬たちは、そういうものがあるとほんの一瞬感じることはあるのだけど、
人間と協同しているといったように見えることがやっぱり多いのです。
a0062697_2253060.jpg

by plaster_er | 2008-06-28 22:05 | 北 に くらす | Comments(0) |