つる草が壁一面にはびこっている

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だいたいにおいて函館のシャシンです。
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■ 江差の風車(その2)
2009年 03月 20日 |
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江差町にあるエヌイージー・ミーコン(デンマーク)の400Kw風車。
ただし、ヴェスタス(デンマーク)と合併したので、もうこの会社はない。
支柱高36m、ローター直径31m。設備利用率は調べたけど分からない。同じものが2基建っている。
こちらは、三セクとかじゃなくて、純然たる売電会社(荏原系「エコパワー」)のもの。
今日は10m程度のイイ風が吹いていて、びゅんびゅん回っていた。

おまけ。
風車系の話で必ず出したいのだけど、「設備利用率」について一度も書いてないので今回ここに。
今回のこの風車(M750-400/100)を例に説明してみる。
定格出力が400kw。定格風速が16m/s。
定格出力というのは、定格風速時の発電量。
定格風速というのは、機器が安全に効率よく回る際の風速で、風車によっても違うし、場所によっても違う。それぞれの風車の固有の値ということになる。
なので、この風車は絶えず16mの風を受けていたとすれば、1時間に400kwの電気を発電する。
400kwに1年間の時間(8760時間)を掛ければ、定格運転下における年間の発電量が出る(aとする)。
しかし、そもそも1年間ずっと16mの風が吹き続けることなんかはないし、いろいろとメンテや故障や調整するロスもあるだろうから、これは理論値だ。
実際の年間発電量をaで割って100を掛ければ、理論値aに対する比が出る
これを「設備利用率」という。
一般に、設備利用率は20パーセントを超えないと採算的に厳しくなってくるようだ。
この間載せた江差の三セク風車群は16パーセント程度と低迷して赤字になっている(2008年の数字はおそらく13.4パーセント。なぜか「A町」などと伏せられている)。
設備利用率というのは、その風車が利益を生んでいるかどうかが大体分かる指標のようなものなのです。

 単純に年間時間を使わず、メンテや故障でストップしている時間を引いた時間を用いて計算するやり方もあります。
1年間(8760時間)に対する停止時間の比は「利用可能率」になります。

by plaster_er | 2009-03-20 23:07 | 北 に くらす | Comments(0) |