つる草が壁一面にはびこっている

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だいたいにおいて函館のシャシンです。
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■ International Harvester
2009年 07月 14日 |
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インターナショナル・ハーベスター(IH)のトラクター。
「かつて」あった会社だ。
外国ものの農業機械の合併統合はほんとに複雑だ。銀行のそれと同じかそれ以上だ。


事は1840年代のアメリカから始まる。
農機具に蒸気機関を組み合わせた「収穫機」の製造をはじめた男が二人いて、それぞれ会社を設立した。
ジェローム・ケースとサイラス・マコーミックだ。アメリカ機械農業の父みたいな存在らしい。
1902年に、マコーミックの会社は新規参入してきたジョンディア社に対抗するため数社連合を行い、インターナショナル・ハーベスター(IH)という会社ができた。
これが1904年というからまだハナシは古い。
1920~30年代は、両社にフォードやジョンディアを加えた4社で、熾烈なトラクター戦争と呼ばれるシェア争いの時代があった。
その後IHは経営危機に陥り、1985年にジェローム・ケースの会社(JIケース)と合併し、ケースIHという会社になった。やっと最近の話。

で。1999年、フィアットはケースIHを買収してしまう。先に手に入れていたニューホランドと合併させ、フィアット傘下の農機・建機メーカー「CNHグローバル」が創立され、世界2位の規模をもつ会社にまで発展した。
実際はテネコやなんかがからんだりして、もっと複雑だ。やれやれ。

農業機械部門で世界1位の会社はジョンディアですね。
ジョン・ディアは1804年生まれ。ケースは初めに手動の脱穀機を作り、マコーミックは初めに馬で引く刈り取り機を作ったのに対し、ジョン・ディアは、元は腕のよい鍛冶屋で、生家が農家だった二人とは多少毛色がちがう。。The rich Midwestern soil clung to the plow bottoms and every few steps it was necessary to scrape the soil from the plow---的な問題があり、よしそれではということで、ねっぱついてしょうもないアメリカ中西部の農地用にスペシャルな鋤を作ったのが事業の始まりということだ。

おっと、いい加減この辺にしておこう。
興味をもたれた方は、ココでも読んで下さいな。